当社では、独自開発した「ロッド」、「チャンバー」、「検査ピン」を販売させていただいていますが、そもそもは自社で使用するために開発しました。それ以前はメーカーから購入していたのですが、「高い!」と「もっと使いやすく」というのが本音で、原価をとにかく安く設定しオリジナルの製造に着手。設計図面がなかったので、既製品を解体し試作の日々が始まりました。
最も大変だったのはロッド棒に使う素材探しです。初めは焼いてかたくした鉄などを使用していたのですが、吹付ける際に受ける高圧力と熱によって曲がり使いものにならなくなりました。試行錯誤を繰り返し、設定原価と使い勝手に最適な合金にたどり着くまで約2年を要しました。
いずれの製品も当社で使用していましたが、「安価で使い易いらしい」と、同業他社様からのお問い合わせが相次ぎ、販売をスタート。現在では多くのお客様にご愛顧を頂戴しています。今後も良い製品をできる限りリーズナブルにご提供したいと考えております。